2020年9月 海外支部からのおたより
新型コロナウイルス禍が全世界で依然続いていますが、海外支部等役員の方々から2020年9月現在の近況報告をいただきました。
ニューヨーク支部
コネチカット州はかなり平常通りの生活ですが、マンハッタンはプロテストはまだ頻繁に行われており、犯罪も激増し、なかなか同窓会をいつ開いて皆さんに同窓会誌をお渡しできるか読めない状況です。
場合によってはまたZOOMで行い、皆さんに会誌を郵送することも考え始めております。
外大の対面授業が一部でも再開されるのは喜ばしいことですね。アメリカの生徒からは一日中オンライン学習で目が疲れるとお聞きします。そのあとには就職氷河期で、今の若者はほんとうにかわいそうですが、何とか強く生き抜いてほしいと思います。
香港支部
こちらも感染者数が再度減少を始め、先週末から漸く21時まで店内での飲食が可能になりました。(2名までとの人数制限有りますが……)
香港のような小さい地域に居ると、行動制限が感染者数減少に寄与するのが数字で明確に判る感じです。
当地ではオンライン授業が発達しており、メインはオンラインの様です。昭和生まれとしてはやはり対面が良いですけど。
神戸外大で一部対面がスタートするとの事ですが、やっぱり人と会うというのは温度が感じられて良いですね。
マドリード支部
こちらは感染者数がどんどん増えており、地方によってはまたロックダウンに近い措置がなされているところも出てきました。
我々のいるマドリードはスペインの中でも感染者数が一番多く、今後またレストランの人数制限や一度に集まれる人数の制限なども出てきそうです。
3月と異なり検査の数が増えています。
まだ医療崩壊となってはいませんが、なかなか気が抜けない状況です。
マドリード支部のみなさんはお元気です。
直接はお会いしていませんが、こまめに連絡を取っています。
神戸外大モスクワ会
ロシアのコロナ感染者は日本の比ではなく、中でも、モスクワの感染者は群を抜いており、一日辺り700名を超えておりますが、重症化する人は少ないようで、普段通り、マスク、手洗いを励行しておれば乗り切れるのかな? と思っております。
ただ、ロシアはまだ日本との間で定期便が飛んでいない上(臨時便のみ)、一度ロシアを出国してしまうと、再入国することはかなり難しいことから、当地の残留メンバーはモスクワに籠城しております。
外大での一部対面授業が再開されるというのは喜ばしいです。
シドニー外語会
こちらのコロナ騒動は、ここシドニーはいいのですが、南のメルボルンが第2波がかなり厳しく、3週間前に1日に700名を記録するようになり、再度ロックダウンになりました。
それで外出禁止と、夜間外出全面禁止です。
これを破ると、1,600ドル(約13万円)の罰金が待っております。
また、マスクの着用も義務となり、200ドル(約1.5万円)の罰金です。
ここまでやることで、やっと制裁も1ランク下げられると発表になったところです。
とにかく、大変な状況となっており、これは日本の傾向とよく似ています。
これから春に向かい、12月には夏のクリスマスが待っていますが、さてどうなるのでしょうか?