2023年 東海支部報告
支部長 近藤 馨(学24EA)
1)令和5年度同窓会
開催日:令和5年6月24日(土)12時より
場 所:名鉄グランドホテル18階 中華レストラン「涵梅舫」
来 賓:中野 貞弘氏 楠ヶ丘会副会長
田中 悟氏 神戸外大学長
増田 英仁氏 神戸外大総務グループ課長
特別参加:中嶋 昭 氏 神戸市より
藤本 敏一氏 所沢市より
島津 政子氏 栗東市より
加藤 則子氏 富津市より
亀川 弘美氏 岡山市より
岩田 慶子氏 神戸市より
杉村 岳 氏 大阪市より
出 席 者:東海支部会員 10名
講 演:藤本 敏一氏(昭和51年卒 C・元小学館勤務)「コミック編集に携わって」
概 要:
昨年に引き続き、野球部のOB繋がりで講演を依頼した。 小学館入社以来、コミック編集に携わること32年。 多種多彩な漫画家との人脈を得た藤本氏が、具体的に関わった漫画家の名を挙げると、若手の聴衆席からは何度も歓声が上がったものだ。 今回のテーマへの、参加者の関心の高さが伝わってきた。 川崎のぼる、さいとう・たかを、新谷かおる、あだち充、小池一夫、武論尊等々。 この世界に疎い筆者には、ほとんど聞いたことのない名ばかり。 せいぜい『まことちゃん』の作者としての楳図かずおを知っていたくらいで、タジタジであった。
確かに、『巨人の星』『ゴルゴ13』『タッチ』と作品名を挙げれば、成る程と頷いたものであった。
漫画及びアニメといえば、かつては少年・少女達のためのものと、大人にとっては格下の娯楽と貶す風潮があったが、近頃は大いに違ってきた。 漫画を通して古典文学や世界の歴史を学ぶ若者が出現して以来、図書館には「漫画コーナー」が充実している。 近頃、海の向こうからは、漫画を読んだり、アニメに親しむことで、日本の言語・文化に興味を抱いて来日する外国人の多いこと。 今や異文化交流には欠かすことのできない存在となっている。 改めて、コミック編集という地道なお仕事に携わってこられた藤本氏には、深い敬意を表さねばならないと痛感した次第である。
遺憾ながら、講演が予想以上に盛り上がってしまい、各参加者から近況報告をして頂く時間がとれなかったことを、この場をお借りしてお詫び致したい。 特に、遠くから来名された諸氏には、甚だ失礼千万と反省している。 気がつけば閉会時刻が迫ってきており、急遽締めは、東海支部でも恒例となった、楠ヶ丘会副会長・中野氏によるライヴ演奏会となった。 突然の振りとはいえ、快く引き受けて頂いた副会長に感謝感激であった。
2)令和6年度同窓会予定
開 催 日:令和6年6月29日(土)12時より
場 所:名鉄グランドホテル18階『涵梅舫(カンメイホウ)』
講 演 者:岩田慶子氏(学50E)「インドネシアで学んだこと」(仮題)