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「山ぶどうの会」同窓会から(2023年11月24・25日)
林 俊郎(学16P)
「楠ヶ丘」の前号(No.62)には新田聡子さん(学14EC)が「山ぶどうの会」を投稿して貰っています。
今回は、私の住む滋賀県近江八幡市の国民休暇村に一泊し、翌日彦根城を見学する同窓会でした。 24日12時にJR大津駅前に集合し、近くの琵琶湖岸にある琵琶湖ホテルで昼食をとり、再度、大津駅からJRで近江八幡駅に向かい、今度は宿泊予定の国民休暇村の送迎バスに乗りました。 琵琶湖の湖岸にあり、日本国内の淡水湖でも唯一の人の住む沖島のまん前にある国民休暇村に到着。
滋賀県の名物の「ふな寿司」も含めて夕食を終え、言うならメーンのイベントともいえる部屋での懇談会、同窓会のはじまり、はじまり。
山ぶどうの会の創始者ともいえる山田晶一さん(学11P)のお話から。 山田さんは神戸外大4年生から中小企業の社長業に専念され、引退された後も後継者への配慮、中小企業経営の、今も続く苦労、クリスチャンからの想いも話され、今回もそのご苦労に一同が思いを熱くしました。
そもそも山田さんと私たちのご縁は、北海道のオホーツク海沿岸の雄武町の上沢木小学校訪問です。上沢木小学校とは? 山田さんは、学生時代、冷害で苦しむ北海道の小学校へ文房具やお菓子などを届けるために、神戸の三宮商店街でカンパ活動をされたのが最初。 私たちが上沢木小学校に行ったのは、その5年後。 さらに山田さんは、上沢木小学校への支援から、さらに「発展」されて、「山田硝子店」という自分の会社の支店を北海道の札幌に出すほどの尽力された先輩です。
そのあと6人が、家族と自分の日常生活を生々しく語り、今の日本と世界の動きにも敏感に、かつ鋭く話されたことが印象的で、皆さん80歳前後のお年とは思えない思考力、豊かな表現力をもつ発言に、今回も圧倒された次第でした。
翌日は、JR近江八幡駅から彦根駅に、そして彦根城を散策し、昼食をとり、午後1時前に彦根駅で、次回の再会を約束して解散となりました。
【俳句】
山ぶどう 熱い語らい 夜がふける (木村日天子さん)
彦根城 語り歩めば 虹浮かぶ (河上弘さん)
旅それは ひとのがんばりを もらうこと (朝井総子さん)
(敬称略)左から時計回りに 山田晶一(学11P)、河上弘(学15EB)、栗本(信長)良尚(学15P)、林俊郎(学16P)、木村(百瀬)日天子(学15EA)、朝井(谷垣)総子(学15EA)、影山(丸尾)田鶴子(学15EB)